【シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)の症状】
シンスプリントは、すねの骨(脛骨)の内側に沿って起きる痛みであり、
陸上選手や長距離ランナーやバスケットボール、サッカーやエアロビクスなど運動強度が高い競技やスポーツによく発症します。
シンスプリントの痛みが発生しやすい部位は、すねの骨の真ん中から下。足首にかけての部位です。
最初は運動時のみの痛みです。
ですが、ひどくなると歩行時にも痛みが発症します。
シンスプリントは、長拇指屈筋、長指屈筋、ヒラメ筋という足首を動かす筋肉を使いすぎる事によって、
この筋肉が付くすねの骨の骨膜に炎症が起きる状態と考えられています。
シンスプリントは状態により、4段階に分類されます。これが痛みの指標になり運動を今やってよいかダメかの指標にできます。
grade1:運動後のみ疼痛がある
grade2:運動前後に疼痛があるがスポーツ活動に支障はない
grade3:運動前中後に疼痛がありスポーツ活動に支障をきたす
grade4:疼痛が強くスポーツ活動は不可能
※基本的にはgrade2以上に移行した場合は運動は中止と考えられています。それまでは様子を見て、強度を下げ運動は続行です。
練習後はアイシング、ふくらはぎとお尻を中心としたストレッチを行ってください。
【シンスプリント発生メカニズム】
多くの教科書や参考書には、長拇指屈筋、長指屈筋、ヒラメ筋と記載があります。
なぜなら筋肉は骨から骨にくっつくのですが、くっつく「付着部」というところがスネの真ん中~足首にかけてあることが多いからです。
筋肉が硬くなる→筋肉がくっつく骨の部分、「付着部」を引っ張ってしまいそこに炎症が起きる。というのがシンスプリントと言われています。
ふくらはぎの筋肉の付着部の図をあげて長拇指屈筋、長指屈筋、ヒラメ筋の付着部をみてますと、、。
長拇指屈筋、長指屈筋はスネの真ん中~足首にかけて付着部がありますね。ヒラメ筋はスネの上のほうになります。
ヒラメ筋は、ヒラメ筋の腱膜という繊維がふくらはぎの骨の広い範囲にわたりへばりついているため、その腱膜が引っ張られて炎症をおこすと言われています。
ですが実はまだシンスプリントの本当の原因はわかっていないとも言われています。
まだまだこれは研究段階であり、実は明確な答えではないと言われていることがあります。
シンスプリントの根本原因は「回内足」
では、現段階で。
一番明確な原因ではないか?
と言われているものはなんでしょうか?
答えは「回内足」です。
この回内足によりスネに着いている筋肉が引っ張られて炎症を起こすのが以上の症状となります。
この回内足に対してエビデンス(医科学的根拠)があります。
学術的な信頼度が最上位ランクの「SR(システマティックレビュー)」の研究論文によると、「足部回内足がシンスプリントのリスクであるという強いエビデンスがある」とされています。
これは、世界中の治療家や理学療法士、お医者様がそれぞれ出したシンスプリントの研究論文を数十件かき集めて、「本当か?」とそれらの論文を元にもう一度統計を取り研究した論文の結論です。
足部回内足の方はどれくらいの割合でいると思いますか?
答えは「69.55%」。
患者様が足部回内足であるというものです。これはにわかに信じがたいかもしれませんが、
下記の1832人の患者統計データを見れば信じてもらえると思います…
この足部回内足を改善するために、あなたならなにを選択としますか?
痛いところに電気とマッサージと超音波と鍼治療と、、、。
再発予防には
タオルで足の筋肉のトレーニング?
足の骨の調整?
テーピング?
神経へのアプローチ?
上記の方法はあくまで対処療法になります。
「痛みが出たのに対して痛みを消す」
のみです。
では痛みの根源の根本はどうしますか?
根本原因の「足の回内足」を治さない限り、また痛みが出てのどうどう巡りになってしまいますよね?
この「足部回内足」を改善するために世界中の足病医から選ばれているインソールが
フォームソティックス・メディカルです。
通販でも同じよう
な名前で売っていたしますが、「メディカル」の名前がついておらず別物になります。
フォームソティックスメディカルは一般的に規格が出来上がって売られているインソールではなく
オーターメイドインソールになります。
患者様の足の写真を撮り、独自のテスト方法を行い
その方に合ったインソールをカスタムしていきます。
オーダーメイドインソールとはどんなものか?
✔︎世界52カ国で40年間、1000万人以上に処方されている、海外における医療用矯正インソール
✔︎海外の足専門医が実際に患者に処方しているOrthotics(医科学的に効果が証明されている足部矯正具)
✔︎足病学先進国ニュージーランドのFoot Science International社が特殊技術により開発・製造
現在当院でも幅広い患者様にご愛用いただいでおります。
の症状は、まだ対処療法でよろしいですか?
よろしければ一緒に今の痛み、根本から取り去ってしまいませんか?
さかた鍼灸整骨院
ホームページはこちら!!
http://sakata-shinkyu-seikotsu.com/